iTunes接続で行う完全初期化の方法
※ 設定>iCloudに進み『iPhoneを探す』をオフにしてから始めます。
① iPhoneをMac・Windowsに接続し、iPhoneマークが出たら選択します。
②『iPhoneを復元』を選択します。
▼ 下記メッセージに対しては『バックアップ』を選択する事をお勧めします。
③ データ消去のメッセージに対しては『復元』を押します。
※ ここでは『復元=初期化』という意味になります。
④ 初期化が開始されるので終わるまで待ちます。
⑤ 初期化が完了すると『新しいiPhoneへようこそ』の表示が出ます。
- バックアップを戻さない場合 = 新しいiPhoneとして設定(iPhone側での初期設定も必要)
- バックアップを戻す場合 = このバックアップから復元
以上にて『iTunes接続での初期化』となります。
iPhone操作で行う『すべてのコンテンツと設定を消去』
※ 設定>iCloudに進み『iPhoneを探す』をオフにしてから始めます。
① 設定>一般の順に入り、以下のように進みます。
※ パスコードを設定している場合はパスコードの入力を求められます。
② リセットする事への確認が求められるので『iPhoneを消去』を2回押します。
※ 以後数分程度ですぐに完了します。
以上にて『すべてのコンテンツと設定を消去』する方法となります。
あとがき
iTunes接続での完全初期化でも不具合が改善しない場合は
『iPhoneの故障』または『外的環境要因』が問題箇所と判り、
『iOS』『各種データ』『アプリ』などソフトウェアは問題はない
という事が判るので、不具合の原因がどこにあるかの切り分けも可能となります。
(説明の便宜上、『人的要因(設定ミス等)』『iCloud自体の問題』『Apple ID自体の問題』は無いとします)
※ 備考
『初期化しても不具合が改善しない』『修理交換しても不具合が改善しない』
という人を時々見聞きしますが、
『iTunes接続で初期化し、且つバックアップを戻さない状況で挙動確認』
しないとiPhone本体が故障(はたして修理が必要だったのか?)
とは断言できません。
(初期化後バックアップを戻さずApple IDもサインインしない状況の挙動確認で故障の有無判定をする)特に『修理交換しても不具合が一向に改善しない』場合は、
同じ人に不良品が2度当たる事は『確率論的にほぼ0%』に等しいので、
『それを踏まえて尚も不変で変わらない部分は何か?』を考えると
【iPhone中に自身で入れたデータやアプリ】【設定方法】【自宅環境】
あたりに実はその原因がある可能性が極めて高いと思われます。故障を疑いiPhoneを修理に出した際は、修理交換品を手にした時点でバックアップを戻さず、Apple IDもサインインしない状況で挙動確認をし、
不具合がなければ【iPhone自体は壊れていないので修理は不要である】事が判るので是非ご確認下さい。
本稿で使う参照リンク先
Appleサポートページ内
- Mac または Windows パソコンの iTunes を使って iPhone、iPad、または iPod を出荷時の設定に復元する
- iOS デバイスのデータを消去して新しいデバイスとして設定する方法またはバックアップから復元する方法
- iPhone、iPad、iPod touch、または Apple Watch のすべてのコンテンツと設定を消去する
本blog内
- 投稿タグ
- iPhone / iPad, iTunes, 初期化