コンピュータからiTunesを完全に削除する方法を記載します。
- 主な検証環境
- iTunes 12.5.2
- macOS Sierra 10.12.1
- Windows 10
事前確認事項
iTunesに何らかの不具合が生じた場合、iTunesをひとまずアンインストールし、その後インストールし直して挙動を見るという事が不具合の原因を調べる『切り分け』であり解決の為の有効な『トラブルシューティング(TS)』になりますが、
- Macの場合:アプリケーション内の該当のアプリをゴミ箱に入れ削除
- Windowsの場合:コントロールパネル内から該当のアプリをアンインストール
という方法がまず最初に思いつくのではないかと思います。
確かにこの方法で削除できるアプリも多々あるのですが、アプリは1つのアプリアイコンのみで動いている訳ではない為、コンピュータ内の各所に点在する『そのアプリの関連ファイル』までは削除できず、またアプリによっては『関連ファイルまで完全に削除しないとアプリの機能は何も消えていない』または『そのアプリで起きている不具合が再インストールしても治らない』という事になる場合も非常に多いです。
本稿ではApple純正アプリの中でもおそらく使用頻度が多いであろう『iTunesを完全に削除する方法』を記載致します。
▼Mac:アプリケーションフォルダ内からゴミ箱に削除しても完全削除とは言えない
(またOS組み込みのアプリに至ってはゴミ箱に入れる事すらもできない)
▼Windows:コントロールパネル内からアプリを削除しても完全削除とは言えない
本稿では以下の各ページにそれぞれの手順を記載してますのでご確認下さい。