『システム環境設定』の『ユーザーとグループ』から有効にする方法
① 『システム環境設定』>『ユーザーとグループ』の順に入り以下の順に進みます。
② 『ディレクトリユーティリティを開く』を押します。
③ 出現するウインドウの左下の鍵を開けます。
④ 『メニューバー』>『編集』>『ルートユーザーを有効にする』の順で選択します。
⑤ ルートユーザーでのログイン時に使うパスワードを決め入力します。
⑥ ログアウトをします。
⑦『その他のユーザー』のパネルが表示されたら選択します。
⑧ 名前の欄には『root』と入力し、パスワードは⑤で作成したものを入力しログインます。
⑨ 新規にルートユーザーを作った初回ログイン時は以下の画面となります。
その場合は以下の順で進めて下さい。
⑩ ルートユーザーのデスクトップ画面が表示されます。
※ 以上で『システム環境設定』の『ユーザーとグループ』からルートユーザを有効にする設定の完了です。
『command + R 起動』での『OS X ユーティリティ』から有効にする方法
⑪『⌘command と R』を押しながら電源を入れ、画面にリンゴマークが表示されたらキーから手を離し待ちます。
⑫ 言語選択の後に『OSXユーティリティ』が表示されたら、メニューバーの『ユーティリティ』を選択し『ターミナル』を起動します。
⑬ ターミナルが起動しましたら『resetpassword』と入力し『returnキー』を押します。
⑭ 以下の順で選択・入力を行います。
▼以下のようになりましたら『OK』を押します。
⑮ 再起動をします。
⑯『その他のユーザー』のパネルが表示されたらルートユーザーは有効です。
※ 以上で『command + R 起動』での『OS X ユーティリティ』から有効にする設定の完了です。
通常起動状態から『ターミナル操作』で有効にする方法
⑰ ターミナルを起動します。
⑱ 『sudo passwd root』と入力し『returnキー』を押します。
⑲ 鍵マークが出たら『通常のログインパスワード』を入力し『returnキー』を押します。
⑳ 下記のように『Changing password for root.』『New password:』と鍵のマークが出たら『rootルーザーでログインするパスワード』を決めて入力し、『returnキー』を押します。
㉑ 下記のように『Retype new password:』と鍵のマークが出たら再度⑳で入力した『rootルーザーでログインするパスワード』を入力し、『returnキー』を押します。
㉒ 以下のようになりましたらターミナルを終了しログアウトします。
㉓『その他のユーザー』のパネルが表示されたらルートユーザーは有効です。
※『備考』
この方法を使うとルートユーザーでのログインパスワードを忘れた場合に、新しいパスワードに変更する事もできます。
※ 以上で通常起動状態から『ターミナル操作』で有効にする設定の完了です。
あとがき
- ターミナル操作は正しく作業をすれば問題は発生しませんが、入力に過ちがあると、不具合を引き起こす恐れがあるので、常にバックアップを取る事を強くお勧めします。
- 操作に慣れていない方はターミナルを使わず、『システム環境設定』の『ユーザーとグループ』から有効にする方法で行いましょう。
【参考】ルートユーザーを無効にする方法
(以下の写真の順序で行い、ルートユーザーを無効にします)
▼『システム環境設定』>『ユーザーとグループ』の順に入り以下の順に進みます。
『ルートユーザーを無効にする』を押した後にログアウトするとルートユーザー(その他のユーザー)は表示されません。
本稿で使う参照リンク先
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