バックアップ手順
① iTunesを起動し、iPhoneを付属のLightningケーブルでコンピュータと接続します。
写真1
② 数十秒〜1分程度でiPhoneのマークが出現したらクリックします。(iPhoneの概要の画面になります)
写真2
- ここでiPhoneマークが出現しない場合はiTunesが最新版である事を確認の上で以下を実施。
☆ 上記でも改善に至らない場合
- Macの場合
- 別アカウントを作成し、そこから実施
- OSの再インストール(中のデータはそのまま残る)
- OSの初期化インストール(初期化となるのでデータは消える:要バックアップ)
☆ OSの再インストール方法
- Mac に OS X を再インストールする方法 記載本文内の以下の項目を参照下さい。
- OS X 復元システムから再インストールする(中のデータはそのまま残る)
- ドライブを消去して OS X をインストールする(初期化となるのでデータは消える:要バックアップ)
③ 【このコンピュータ】 を選択し、【iPhoneのバックアップを暗号化】 にチェックを入れると 【パスワードを設定】 のダイアログが出現します。
写真3
④下記写真のように進み、【パスワードを設定】を押すと同時に初回の暗号化バックアップが開始となり、終了をもってバックアップが完了となります。
写真4-1(Macの場合)
写真4-2(Windowsの場合:手順はMacの場合と基本的に同じ)
☆ 注意
暗号化バックアップの際に作成のパスワードを失くしたり忘れたりした場合は、後にバックアップを復元することや、「バックアップを暗号化」をオフにすることができなくなるので、後に忘れてしまうような極端に複雑過ぎるパスワードにしない事をお勧めします。
- 万一上記の事態に陥った際は初期化、または以下の方法以外の策はありません。
- 暗号化する以前の古いiTunesバックアップが残っている場合はそれを復元
- iCloudバックアップを使用(iCloudバックアップの作成や復元が可能)
⑤ 2回目以降のバックアップの際は下記記載のとおり行います。
写真5
※ 以上で『iTunesバックアップ設定』の完了です
あとがき
iTunesの暗号化バックアップによって通常ではバックアップされない以下の情報がバックアップされます。
- 保存したパスワード
- Wi-Fi 設定
- Web サイトの履歴
- ヘルスケアデータ
また LINE など他社製アプリでは、暗号化する事で完璧なバックアップがなされるものも多々あるので、せっかくMacやWindowsがあるのであれば、バックアップに関してはiTunesを使った暗号化バックアップの一択でよいと思います。
但し、バックアップを取っている Mac や Windows の不具合や故障など不測の事態も考えると、iTunesバックアップと iCloudバックアップ を併用するとより安心です。
本稿で使う参照リンク先
Appleサポートページ内
- iTunes – iTunesを今すぐダウンロード – Apple(日本)
- iTunes for Windows 12.1.3 (32-bit)
- iTunes for Windows 12.1.3 (64-bit)
- iTunes で iPhone、iPad、または iPod が認識されない場合
- OS X El Capitan: Mac にユーザを設定する
- Windows 7 以降で iTunes および関連するソフトウェアコンポーネントを削除および再インストールする
- iTunes の「Lockdown」フォルダをリセットする
- iCloud または iTunes を使ってデバイスをバックアップする方法
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